名前や住所を文字と考えずにひと塊のブロックと考えると分かりやすくなります。逆に言えばひと塊に見えないとばらついて、レイアウトが崩壊する事になります。どうやったらかたまりに見えるかを良く考えてデザインする事が大事になります。デザインと言っても素人には分からない?それほど難しく考える必要はありません。デザインの基本とは誤解を恐れずにざっくりと言えば、情報の区画整理です。タイトルがA町だとすれば、挨拶文はB町、イラストはC町、名前はD町位に考えてみましょう。
1丁目と2丁目はたいてい広い道で区分けされています。1丁目と2丁目の間に国道が貫く事はありません。隣町との境界には川があったり、山があったりするように、区分けするには区分けする理由があります。それは分かりやすくする為です。タイトルA町と挨拶文B町の隙間より、挨拶文B町の行間が広かったりしたら、どこまでがA町でどこからがB町かわからなくなります。各パーツ類は適度な間隔を持たせて分かりやすくする事が基本になります。その前にどんな方法があるか、基礎的な事を簡単にご説明致しましょう。
詳しく説明するほどの事もないでしょう。ワードやエクセルや、その他のワープロなどでよく見る絵です。それぞれに特徴があります。
名前D町を分解してみます。名前1丁目、名前2丁目、(郵便番号)1丁目、(住所)2丁目、(電話番号)3丁目のように分解し、地図の区画整理をするように並べ替えてみます。そうするとどのように配列したら良いかがわかります。文字と文字の間が1丁目と2丁目の隙間よりも広くならないように気をつけます。
装飾は最後の最後です。装飾に気をとられて空間整理をおろそかにしないように注意しなければいけません。あくまで基本があっての装飾であることをキモに命じましょう。