手を抜いたのか、カタチを洗練させようとして頑張ったのか分からない年賀状だ。時間がかかったかどうかは問題ではない。結果が全てという事だ。良いと思ってもらえればいいし、なんじゃこれ…と思われたら失敗になる。
世間一般に言われる残業ってやつもどこか同じ匂いがする。仕事のできる人は時間内にさっさと片付けて、出来ない人はどんどん残業になる。この場合、後者は今の時代は無能と言われる。昔は違っていた。遅く迄残って頑張っている人が、仕事熱心な奴だった。時代は変わっていき、価値観も変わっていく。
年賀状だって、その価値観は変わって行かざるをえないだろう。時代時代にあって、カメレオンのように変化して行くものほど強い。会社も人も、商品も全てが生き残る為には進化していかなければならないのだ。
そして、情報化社会の今、その進化には加速度が要求される。ほんとに厳しい時代になった…。
(ふゆき)