さて、これで折り返し点となった。多分史上最速だと思う。絵の馬の速さではなく、アップする速度の速さだ。8月で折り返した記憶がない。(これをアップしているのが8月下旬)
図案としては可もなく不可もない。走る馬を若干簡略化した。テクニック的にも普通だし、色合いも特にびっくりするようなものでもない。こんな事を書くと使う気が失せるかもしれないが、年賀状として大胆な発想で作った訳ではない事を言いたかっただけだ。自分が気に入っていない訳ではない。
構図を立体的にすると、簡略化がしにくくなる。人が思う馬の構図の思い入れがあるからだ。普通はヨコから走る姿が馬の印章だろう。これが上空からみた走る馬や、地面から見上げた馬だと、想像がつきにくい。ことさら奇を衒うと失敗するので、ここは安定感のある普通の構図になっている。
馬は走っている方が似合う。元気があって力強さを感じる。これが草を食べていると、全く違う印章だ。自分がそうだからなのか、とにかく前を向いては走る姿に思い入れがある。あとの事は考えない。今走るだけだ…という人に使って欲しい年賀状だ。
(ふゆき)