最近縦書きが減っている。本や新聞以外の会社の事務書類や企画書等は殆どが横書きだ。これはパソコンでの文書作成が多くなり、元々アルファベットを前提として考えられたソフトでは縦書きが苦手な事も大きく関係しているに違いない。
私自身は手で書くなら縦書きでパソコン使うならば横書きの方がしっくり来る。これは慣れという要素が大きい。もしかしたら、昔の日本の看板のように左から右へ見出しに違和感を感じるように、縦書きの文字に違和感を感じる時代が来たりするのだろうか…。
年賀状は形式にとらわれて欲しくないと思っているが、反面どこかに形式を残して欲しいという相反する気持がある。何でもありでも良いが制限もないと面白くない。誰だって年賀状が年末に配達されたら絶対に気分が悪い。年賀状のあり方を変えていくのは新しい世代の役目で、どこかに良い形式を残すのは古い世代の役目なのかもしれない。
お、俺の役目は一体どっちや…。
案外、斜めに見るだけかもしれんな。