サッカーで動きのある絵が良いと言いながら、止まった絵だ。野球と言えば最近人気に陰りがあるとは言えどスポーツの王様だ。野球には球場観戦するファンと、テレビ観戦するファン、結果を楽しむファン、自分がプレーして楽しむファンがいる。
しかし、最近ではサッカーや他のスポーツにファンを奪われ、さらにゲームやインターネットに時間を奪われ、一人王様の地位にいるのは難しくなっている。衰退しているのではなく、今までが異常だったのかもしれない。プロレスだって王様の時代があったのだ。
翻って年賀状はどうだろう。携帯やメールにその地位を奪われたのだろうか…。日本の風物詩も時の経過とともに寂れたものもある。四季の絵に出てくるような風景は今はないものも少なくない。しかし、風物詩自体が廃れたのではなく、その背景自体の存在意義がなくなった事の方が大きい。昔はどこにもあった盆踊りだって今はない。盆踊りが廃れたのではなく、背景の地域コミュニティが廃れたのだろう。
テレビがあっても映画は残っている。ラジオがあってもテレビがあっても本は決して廃れない。年賀状は個人と個人のコミュニケーションであったり、旧交を温める側面がある。この背景は決してなくならない。もし無くなることがあったとしたら、どれほど殺伐とした世の中だろうか…と思えてならない。
(ふゆき)
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