龍にドライバーショットをさせるという無謀な絵にした。足としっぽが対になっているところに苦労が忍ばれる。これでも、どうやったら龍のカタチを維持したまま立たせるか悩んだのだ。それにしても題は如何にもとって付けたような、劇画世代向けのタイトルだ。その割に絵柄がそうじゃないような気がするかもしれない。でも今の若い世代の絵柄はもっと違う。表現方法は常に変化していく。簡略化を経て違う意味を持っていく。言葉も同じだ。
劇画世代だと、うしろに「が〜〜ん」と文字を書いて顔を描くと、衝撃を受けた巨人の星を思い出すはずだ。しかし、今は受けるものが違う。ヒットする作品の表現方法がそのまま人の記憶へと昇華するからだ。
虹の彼方に飛んでいくのは過去の表現方法や価値観や言葉だったりする。自分もどんどん過去へと追いやられる。か、悲しい…。
驚いた時、自分の世代は常にこういう「嘘やろ!」よくよく考えれば失礼な話だ。何でもかんでも「嘘やろ!」と叫んだ。今はみんな「マジ?」とか「マジか!」という。まるで危機が目の前に迫っているかのようだ。(それは間近だ)
中年世代に告ぐ!虹の彼方に吹っ飛とばされないように、とにかく、しぶとく生き残ろうではないか…。
(ふゆき)
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