ダルマを龍み見立てるのはあきらめた。毎年、何とかダルマ自体を干支に見立てられないか工夫する。しかし、残念だがこれは流石に出来ない。代わりにマークを作ってダルマの中に入れた。安直と言えばそうだが、本来マークだけで終わらすところをダルマの中に小さく入れるだけというもったいない使い方をしただけでほめてください。
だけど、貧乏性なので背景にも大きく薄くいれてしまった。まあ、これは模様みたいなものだ。後ろが寂しいと何か入れたくなる性分のようだ。会話が無言になると耐えられない人と似ているかもしれない。
しかし、デザインでは空白があるからと言って何でも詰め込めば良い訳ではない。空白があるから活きる場合がある。誤解を恐れずに言えば、正しく意図して空白を作れば、耐えられる。何かを入れたくなる空白は、余ってしまったからだとも言える。
世の中には無駄があるから活きるものが多々ある。問題はそれが意図したものか偶然なのか。自分もまた世の中の無駄なのかもしれない…。せめて活きる無駄でありたい。
(ふゆき)
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