実に自分には合わない絵柄だ。そもそも苦手だ。可愛くするとおもしろくないので、怖い顔になっているのがせめてもの抵抗である。以前に作った迎春の文字の中で、このカタチは非常に気に入っているレタリングだ。(デジタルではレタリングとは言わないかもしれない)今の家族は絵柄に家族があるからそれを使うという安直なものではないだろう。今回の辰年をもってこういう家族のパターンは終了にするべきだろう。
最近文字を隠す事が大胆になっている。週刊誌でも週刊誌のタイトルを大胆に写真で覆ったりする。一昔前には考えられない事だった。コンビニなどで並ぶ場合に、上部3分の1しか見えない為に、販売促進で限られたスペースを使うようになり、流行していると聞いた。
マーケティングがメインになっている。年賀状だって同じ事だろう。売れる年賀状が一番偉いのである。人の思いこみは数字の前には無力だ。しかし、残念ながら年賀状は何が良いのか統計が取れていない。おそらく世の中でどんな年賀状が人気があって、どれくらい使われたか…なんて誰にも把握出来ていないのである。結果として推測がまかり通る事になる。
しかも年に一度しかチャンスはない。昨年良かったものが今年も良い保証はどこにもない。ずっと作り手の思いこみだけが先行していく。この連鎖を断ち切る為には、数字を出す必要がある。それを誰がやるのかが問題だ。
(ふゆき)
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