シリーズといえば聞こえは良いが、毎年の使い回しのパターンだ。意外にこのパターンが人気があるので驚いている。それにしても龍は無理があった。どう考えても丸い顔では龍にならない。仕方がないので口をとがらせた。
これを書きつつ、ひとつ案が浮かんだ。アイデアなんてそんなものだ。こればかり考えていると何かの拍子に出てくる。だけど考えていないと出てこない。浮かばなくてもいつもキャッチ出来る体制にしていないとアイデアは掴む事が出来ない。
真っ白のまま待つのは苦痛だ。考えても考えても何も出てこないと自分の能力を疑う。誰しもそうなのだろう。そして結果、振って沸いたものを掴んだ時、俺って凄い…と一瞬だが思える時が来る。これは絵に限らない。科学も、ビジネスモデルも、プログラムも、物語のネタだって同じ仕組みに違いない。
だから、思うのだ。本当に天才と呼ばれる人は、きっと常人の何倍も何十倍も苦悩を抱えているに違いない…と。ずっと考え続けてヒントを掴む体制をずっと崩していないからこそ、天才的なひらめきを得る事が出来るのだろう。
修行が足りないんだよなあ…俺は。
(ふゆき)
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