苦し紛れといえば、そうだろう。このパターンをいくつも使ってしまった。ただひとつひとつの表現方法が違うだけで根本的な発想は同じだ。逆に言えば同じネタでも処理方法をかえれば、何度でも使い回しが出来る事になる。デザインをやっているものならば当然分かる筈だ。
限られたスペースで制約がある場合、そうそう次から次へと斬新なものは出来ない。線で表現したら、筆で表現する。太さを変える、浮き出す、へこます、ゆがめる、角度を付ける、立体的にする、左右反転する、白黒反転する、などの方法を使えば、違うように見えてくるから不思議だ。
つまりは人の錯覚を利用する事になる。詐欺じゃないか…と言われたらそうだろう。優れたデザイナーは、人を錯覚させる事に長けた優秀な詐欺師だ。(自分がそうだとは言わない)
「くれないのりゅう」って何かかっこいいでしょ。まるでドラマに出てくる天才詐欺師のあだ名に感じませんか?この場合、色が赤いのでいわゆる紅色とは違う。なのでここで「くれない」というのは詐欺のようなものだ。でも普通は誰も気がつかない。
私の場合は、いくら頑張って作っても説明しても、誰もほめて「くれない」。
(ふゆき)
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