「ウェブポ」「Postman」「Yahoo! JAPAN年賀状」「ミクシィ年賀状」

SNS型年賀状も市場競争激化

2011.11.04

ターゲットセグメンテーションの領域に突入

フトウェア開発のリプレックスは2011年11月1日、総合 Web 年賀状サービス「ウェブポ」平成24年用年賀状サービスを開始すると発表。結婚＆新生活情報総合サイト「ゼクシィ net」や、名刺管理法人向けクラウド「リンクナレッジ」との連携も図っている。

株式会社博報堂アイ・スタジオとヤフー株式会社の提携による「Yahoo! JAPAN年賀状」も11月1日にサービスを開始しており、電通がFacebookと連携して開始した「Postman」、博報堂DYメディアパートナーズとミクシィが設立した新会社フレンゾが運営する「ミクシィ年賀状」とあわせて、一気にSNS型年賀状の市場を奪い合う形となる。

現時点では決して絶対数が多いと言えない、SNS型年賀状。先を見て手を打って市場を取る意図なのかもしれないが、4社が共存できるマーケットは現時点ではない為、違うサービスの窓口や、違うサービスの顧客囲い込みの一環としてなのか。既に何らかの差別化を図らないと優位性を保てない状態になっている。競争と差別化により全く新しい付加価値が生み出されれば、一気に伸びる可能性もあるが、シェアを食い合う形だけに終わると、停止に追い込まれるサービスも考えられ、SNS型年賀状の将来に暗い影を落とす事もあり得る。（アイデア工房）

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