関西 ふるさと年賀状 2015レビュー

こんな方にオススメ

特徴

仕様

●発売・KADOKAWA/中経出版

●96ページ。CD-ROM 1枚
動作環境
Windows8.1、8、7、Vista、XP、2000、Me、98　Macintosh OSX
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内容

人気の阪神タイガースや、ご当地キャラが勢ぞろい。また各地の名勝や、もらうと運気が上がりそうなパワースポットなど、関西を代表する風景が年賀状に。さらに、郷土の偉人たちや、各地の料理・名物など、関西にまつわるモチーフがオールジャンルで収録。その他にも、ご当地デジカメ年賀状、転居のお知らせ、定番の干支年賀状、寒中見舞い、喪中欠礼状、筆文字素材、ご当地イラスト素材、かわいいご当地キャラが入ったぽち袋なども。

総合評価

巻頭には水彩タッチの、情緒ある風景絵はがき年賀状が並べられており、地元を愛する年配向けか、と思いきや、突如アクのつよい「タイガース年賀状」が登場する。タイガース80周年を記念してのど派手なデザインが8ページにわたって展開されており、 この思い切りは潔い。 タイガースファンには心躍る年賀状本かもしれない。また、全国では認知度の極めて低そうな「ご当地キャラ」年賀状や、関西の名物「串カツ」「千枚漬け」などを描いた斬新な年賀状もあり、使うかどうかは別として作品集としては見応えがあって面白い。収録デザインの後ろの方には、一般的な干支の年賀状デザインや寒中見舞い等、アクの無いオシャレなものも、申し訳のようにそっと並んでいるのでいざという時も安心だ。巻末には関西のトリビアや、12月〜1月の地域のイベントも掲載されており、観光本のような趣き。収録デザイン数は寒中もあわせて実質204点。地域に特化した切り口は良いが、一度購入すれば毎年は必要ないかも知れない。地域性は出せても「今年らしさ」という点では難しい。しかし他の地域の「ふるさと年賀状」も見てみたくなる、とても楽しめる一冊だ。

※収録点数は自社スタッフ調べ

この一冊をショップに例えていうなら・・・
『阪神百貨店のお土産物コーナー』