ムック本の中味をアイデア工房スタッフが見て評価する、年賀状2014レビュー

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世界一簡単にできる年賀状2014レビュー

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こんな方にオススメ

20〜30代 30〜40代 面倒くさがり

特徴

初心者向き

仕様

●発売・宝島社
ウィンドウズ8 おまけつき 編集ソフト マニュアル
●96ページ。CD1枚
動作環境
Windows8、Windows7、Vista、XP、2000、Me、Macintosh 非対応
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内容

インストール不要の年賀状作成ソフト&宛名書きソフト付き! 3500点以上の収録素材からクリックするだけで簡単にオリジナル年賀状が作れる。「キレイな年賀状書き方講座」、ゴールド年賀状、エコ年賀状、似顔絵スタンプ、ポチ袋など。

総合評価

本に掲載されているデザインが401点、掲載されていないものが213点、合計実質614点。グリーティングと喪中が他に44点。質的には、玉石混淆でばらつきがある。誌面に掲載されていないデザインも確認したが、掲載すると誌面の質が損なわれるからと思った方が良い。
喪中に関しては、喪中を出そうとする人が年賀状の本を買うとは思えないので、年賀状を出そうと思ったら喪中になってしまった…人向けと考えるべきなのだろうか。
蛇足として東進ハイスクールの林修さんの今年でしょ…と書いた特別収録年賀状を大々的に取り上げて、表紙にまでスペースをとって入れてあった。(誰がこんなもん使うんだ)しかも文字は、以前にマール社から発売されたデザイン筆文字の切り貼りでバランスの悪さが半端じゃない。全く意味が分からない。(素人的な流行語にあやかろうという意図が良くない)
価格的には400円と高いものではないので、贅沢を言ってはいけないが、他の同価格帯と比較すると、ちょっと疑問が湧く。ただ、必要な年賀状の数は気に入ったものがいくつかあれば良く、614点あれば充分だという考え方もある。質じゃないんだ、簡単にできれば何だっていいんだ…という方向きで、しかも、その数は結構多いのかもしれない。

※収録点数は自社スタッフ調べ

この一冊を食べ物に例えていうなら・・・
『ノーブランドのカップめん』