金に糸目はつけない。こう言われたらあなたならどうするだろう。企画書でも何でも良い。金ならいくらでも出す…と言われたら、まず上限はいくらだろう…と考える。100万だろうか?1億だろうか?そう考えたら何も出来ない。何をしても良い自由は何も出来ない不自由さを生み出す。
予算がないから出来ない…とよく言う。だが、ある種の制限はあった方が良い。制限を打破しようとする力が新しい発想を生み出すと信じる。俳句は五七五の制限の中から新しい表現が生まれる。文字しか使えないからネットで絵文字が出た。
来年は戌年である。ブルドックもマルチーズもチワワも柴犬も何でもいぬだ。ある意味楽だ。この何でも良いが逆に安直さを生み、創造する楽しみと新しい表現を奪う。楽した次に控えるのが十二支のトリを務める難関の猪だ。う〜〜む。いまから来年、再来年の心配をしてどうするのだろう…。