書道の文字をベースにしたシンプルなレイアウトだ。文字は筆文字年賀状リンクにも参加していただいているウマノシズトキさんに以前書いてもらったものだ。
ほぼモノトーンでシンプルだが、意外に何もないレイアウトが受けるのも事実だ。デザイナーの人は経験があると思うが、加えれば加えるほどおかしくなる事が良くある。ああでもないこうでもないと色々試行錯誤して最後には元に戻ったりする。いらんことするなのお告げなのだろう。
間に事情を知らない「暗いアント」が入ったりすると悲惨になるのは良くある。あれも入れたい、これも入れたい。どんどん幕の内弁当になる。その幕の内弁当に最後にはカレーも入れて中華も入れて、焼肉まで入れるようなものだ。
余計なものを増やせば増やすほど微妙なバランスが要求される。年賀状はそのデザインだけで完結する事はなく、使う人のメッセージ、住所氏名が収まって初めて完成する。つまりは最終バランスの予測は不可能なのだ。そうなると適度な空白があってシンプルなものほど使い勝手が良くなる。単純明快なものが好まれるのはそんな事情もあるのかもしれない。
(ふゆき)
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