まるでオットセイのようなヘビだ。こんな頭の上にボールを乗せたヘビがいるものかと言われるに違いない。そもそもスポーツとヘビって無理があるような気がする。じゃあ止めたらええやんと思いつつ、スポーツと銘打ってしまったので、仕方なく続けている。縫い目をヘビにするのは野球でやったので、もうダメだし、次の手がない。ヘビは元々手もないし、こちとらお手上げだ。だから頭に乗せた訳じゃないが、ヘビは嫌いだ〜〜!どないせいっちゅうねん。絵にならんやん。
こうして最近は自分の限界を思い知らされている。俺が、俺が…という感覚も、以前のようにはない。そもそも一人の力なんてタカが知れている。それよりも、人を育てたり、プロデュースする方が断然楽しい。スタッフは優秀だ。みんなが頑張って腕が上がったり、結果が出る事の方が、自分が自分が…と言っていた頃より数倍喜びが大きい。年を取ったからだと言う意見もあるだろう。否定はしない。
中途半端に絵が描けたりする事が、色々と自分の成長を妨げてきた気がする。本当はイラストやデザインより、違う才能があったのに、それをつぶしてしまったのではないか…という疑いだ。何でも自分でやろうとしてはいけない事に今頃になって気づいた。かえって出来ない方が潔くて良い。
器用貧乏とは良くいったものだ。何も出来ない事が逆にひとつのことに打ち込める要素にもなる。何でも出来ると、結局は何も成し遂げられない。
(ふゆき)
宛名ソフトなどの場合はこのJPG画像をご使用ください。
ユーザー登録(無料)が必要です。AI8形式データ。zip圧縮。
印象的な和の配色の中にシンプルな干支のシルエットを配置した安定感があるが、スタンダードな中にも新しさを感じるデザイン。
彩りのあるお正月らしい干支のイラストが映える年賀状デザイン。決して奇をてらわないオーソドックスさが暖かみを感じるデザインに仕上がっています。