全面を色で塗ったものを、印刷用語では裁ち落としという。レイアウトが楽で、見た目が良いから結構多用される。ハガキの印刷では一般的にフチなしと言うが、このデザインは白を全面に塗ったと考えれば、分かりやすいだろう。枠がない分、拡がりが出てくる。これは結構自分で好きなデザインだったりする。
タイトルは、背景が赤いから情熱なのか?と思うかもしれない。それともヘビが情熱を持っているのか、描いた私が情熱を込めたのか、さてどれだろう。実は私にも分からない。
だけど、ビジネスで使う方には情熱の方が通りが良いような気がする。私はいつも熱い奴と言われた。いつも熱く語っていたような気がする。最近あまり熱く語らなくなった。なんだ、醒めたのか…と思うかもしれない。
人間、年を重ねると、若い頃のように熱く語れなくなってくるものだ。だけど醒めた訳じゃあない。外から炎が燃えるが如き熱もあれば、マグマのように蓄えられる密かな情熱だってあるのだ。表に出ているだけが全てではない。人は表面だけを信じる。それは仕方のない事かもしれない。
カッコ良いとは、大抵外見の事を言う。内面のカッコ良さなんてカンタンには分からないからだ。ビジネスだって表からは見えない部分も多々ある。会社名がカッコ良いとか、職種がカッコ良いとか、それだけで会社が繁栄する訳では決してない。
力を蓄え、ここぞという時に噴火するエネルギーを持った高い温度の会社にこそ使って頂きたいと思う。
(ふゆき)
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