企業・ビジネスA-07ふゆきデザイン年賀状

チャンスを掴め

完成度が低いので、構図と細部にこだわったものにしようと没にしていた。恥を忍んで拾い出した。事ここに至ると毎日ひとつアップしなければ間に合わない事に気がついたからだ。多少の事に目をつむりアップし続ける事で駄作の中に秀作が産まれる可能性も出てくる。逆に言えば良いものの陰には無数の駄作が転がっている。良い物だけを拾い続ける事が出来るほど才能が豊かではないので、悔しいけれど仕方がない。

チャンスは誰にも等しくある。人間の時間も平等だ。１人だけ1日を30時間使える奴はいない。限られた時間の中で新しいものを生み出すチャンスを文字通り逃したくはない。ギリギリにせめぎ合いの中でこそ棚からぼた餅がふってくるようにアイデアは湧き出るものだと思っている。

そして苦しみながら叫ぶのだ。天よ、我に力を与えよ！新しき発想を与えよ！するとそのうち何かの拍子に突然振って沸いてくるのである。私の場合はこれを、田中らぼた餅と呼んでいる。

だけど、ここんとこボツ餅しかふってこないんだよなあ…。

(ふゆき)