敬天愛犬西郷隆盛と言えば、有名な言葉より、銅像より、私にとっては西南の役で死ぬ前に越前藩の志士橋本左内からの18年前の書簡を行李の中に入れていたという事実だった。その1点で西郷隆盛について書かれた歴史書を次から次へと読んだ。だが。中味はすっかり忘れてしまった。結局残るのはあの肖像の顔と、有名な銅像だけだ。映像の印象の強さを思い知る。 事実はともかく志の大きい人間というイメージがある。鹿児島県人にとってはたまらないだろう。K点越えを目指すチャレンジ精神を発揮するビジネスにうってつけである。ビジネス年賀状の項目は遊べるから好きだ。だが、犬を連れた銅像描くのはあまりに芸がないのでひねってみた。本来なら愛人を引き連れた男を描きたいものだが、さすがにそれは危険すぎて出来ない。あまりに現実とかけ離れている。 現実はK点愛人。男の愛人を鎖で引き連れた女性が似合うからである(ああ、またしょうもない事書いてしまった…) (ふゆき)普通の場合はこちらです。よくある質問などはまみたろうさん作のデザイン年賀状楽しみ方マニュアルで。 ●画像ダウンロードJPEG画像|PDF |
イラスト&デザイン/田中冬木
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