企業・ビジネスA-01ふゆきデザイン年賀状

はじまりの一歩

まずは今年もお決まりの1点を献上します。今年は戌年。今まで見た事のない干支は散々描きにくいとぼやきつつ、こうしてお馴染みの干支になると、今度は手垢がつきすぎていると感じる。人間なんて勝手なものである。

犬は古来より人間と馴染み深い分、特徴が細分化されている。実に種類が多い。これをいちいち描き分ける事にあまり意味はない。要は犬のように見えりゃあ良いのである。リアリティのある犬を描いても仕方ないのだ。愛犬家にとっては写真がある。リアリティで写真に勝てる道理はない。

もしも描き分けてそれが素晴らしいとしたら、それは描いている人のタッチが独特で、如何に描き分けているかの手法が素晴らしいのだ。デザイン年賀状は犬の絵の品評会ではない。犬をモチーフにしたひねりと発想、表現方法の品評会である。（それにしちゃあレベルが低い…と思うかもしれないが、作者はたった１人だけなんで、そこはご容赦）そう思って見て頂き、今年のあなたの年賀状のヒントと一助になれば幸いです。

(ふゆき)