企業・ビジネスA-02ふゆきデザイン年賀状

ビジネスは愛嬌だ

猪八戒。誰もが思いつく単純なネタだ。誰にも負けない意気込みを示してみた。イノシシは展開パターンが少ないので構図で誤魔化す。天に向かって拳を突き出す。誰にも負けはしないなんて書いて負けたらどないすんねん…と思うかもしれない。だが勝つとは言ってない。よく読め、意気込みだけは…と注釈をいれたやろ。だいたい今の世の中、安っぽい精神論や根性論でうまく行くほど甘くはない。客観的に己を見据え、冷酷に理詰めし、残酷なまでにプランを遂行していく能力が問われる時代である（実に悲しい事です）。

だからこそ、意気込みを示したのが失敗しても笑って許せる為の猪八戒起用の理由だ。ど〜〜だ、まいったか。ヨミが深いだろ。何、それは詭弁だ、言い訳だって？ああた、物事を悪い方にとる人やな〜。これは危機管理っちゅうんですわ。もしもダメだった場合の事を考えて次の一手を打っておく。例え一敗地にまみれても笑って許せる部分があるのは、負けなくとも恨みを山ほど買うより余程良い。そう思いませんか？

あなたの廻りにもいる筈です。その口さえ開かんかったらエエ奴なのに。黙れ！何で不快な事ばかり言うねん、おのれは〜〜〜！って奴の事ですわ。めちゃ損な奴です。いつも愛嬌があってにこにこしている人は決して人に恨まれる事はありません。成功を得るには、これは実に大事な事だったりするんです。

ま、笑顔だけで恨まれないけど成功もしないってのが世の常だったりするんですがね（あ、あかんがな）

(ふゆき)