ビジネス年賀状はお正月三が日ではなく、初出社の日
年明け4〜5日に確認することが一般的だ。
そこに目をつけた商品「食べられる年賀状」が昨年話題となった。
年賀状と言っても、厚さ5mmほどの箱状になった商品で
中にはなんと「七草粥」の具材のフリーズドライが封入されている。
1通あたり250円という価格も良心的だ。
何かと胃に負担のかかることの多い年末年始。
あっと驚くインパクトと年始の挨拶とともにホッと癒してくれる優しい心遣いが喜ばれているようだ。
一般ユーザーの年賀状離れがじわじわと進む中、
やはり根強いビジネス向け年賀状のニーズ。
メールや電子機器でのやり取りが当たり前となり、
今や、よりカジュアルなツール、LINEなどもビジネスに使用される時代となった。
しかし、やはり「紙」という形に残る媒体で挨拶が届くというのは
自分を強く印象付けるために非常に効果的だ。
電子機器の不具合はエラーメッセージが出れば気づくことができるが
「人の縁」というのは、知らぬ間に錆びついてもエラーメッセージは出ない。
年賀状なら52円、変わり種でも数百円。
電子機器のメンテナンス料に比べれば微々たる投資だ。
年に一回、大事な縁のメンテナンスも考えてみてはどうだろうか。
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