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十二支の時計を復活させてみた。一から描くのは12倍の労力を使うので、絶対にやりたくない図案だが、一度一回りしてしまうと労力が小さいデザインである。
20年近く続けていると、それなりにストックは増えるが、時間の経過に耐えられないものも数多く出る。時間を意識させられることになる。時間を意識するとは、世代を意識する事でもある。自分の世代の影響力、特徴と限界を身にしみて感じるのだ。
それは決して楽しい作業ではない。モチベーションの戦いとは別の戦いがそこにある。そして、さらに時間との戦い、身体との戦いが加わる。
楽しい、嬉しいという報酬系が少なくなってしまったのが実に悲しい。
(ふゆき)
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