十二支時計の鶏年賀状・友人知人用・c02

十二支時計

これを入れるたびに、時の流れの速さを思い知る。巳年から始めて、1回転して酉年になってしまった。時代は変わるし、人の好みも変わる。世の中は変化し続けている。自分の役割はとっくに終わっているのだと思う。

今、こうして年賀状をアップしているのは、慣性の法則がはたらいて急に止められないからだ。もう以前のように50点も60点も作るのは厳しい。まあ、今でも印刷会社向けに「賀王」というブランドで年賀状を作ってはいるものの、もう腕は錆び付き、モチベーションも以前程あがらない。

それでも、年賀状を作る情熱は下がったが、決して年賀状そのものへの情熱が下がった訳ではない。違うカタチで貢献したいといつも思っている。絵を描く貢献よりも他にもっと出来ることがあると思うからだ。年賀状デザインそのものは自分じゃなくても、もっと良いもの、良い人の代わりがいる。

代えの利かない存在になりたいものだ。

（ふゆき）