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シンプルと手抜きは紙一重。簡単に見えることでも時間がかかる場合もあるし、ほんの思いつきで出来る場合もある。誰でも思いつくことから、ひねってなるほど〜と思えるものまで、残念ながら見た目の質と時間は比例しない。そこには引き出しという名の経験値や、手抜きを手抜きと見せない技術、同じ発想の使い回しなのに、同工異曲にみせてしまうテクニックも存在するからだ。自分がそんな神業を持っているとは言わない。
世間を騒がせたオリンピックのロゴ問題。見ていて同じ職種として難しい問題だと思った。勿論、佐野君(会ったこともないし、知らないが…)のスタッフの管理問題はヨコに置くとして、バッグの盗作問題と、ロゴの件は別の次元の話だ。ケチがついたロゴを使うのは問題があるというのも理解出来るし、そうだろうと思うが、ロゴの盗作とは別の問題だ。ああいうシンプルなマークを盗作とすり替えられたら何も出来なくなる。丸や三角や四角に著作権が認められたらどうする事も出来ない。
期せずして似ることは良くある。同じ人間が同じ土壌で発想したら、結果が似てくるのは必然だ。ここは大事なところだ。ハートマークにサルを見立てる発想は、善し悪しは別にして日本人の中で何百、何千といるかもしれない。シンプルなものほど厳しい。こうなるとひとつひとつではなく、トータルで見てもらうしかない。全体をひとつの作品として捉えないと、「あいつは小さな嘘をついたから、言うことは全て嘘に違いない」となってしまうのだ。
ちなみに、私はめっちゃ嘘つきですけどね。
(ふゆき)
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