ビジネスパートナー・年賀状ビジネス用・a02

ビジネスパートナー

パートナーとは仲間だ。ビジネスパートナーとは、互いに利益でつながっている仲間となる。信頼関係がなければ、仲間とはいえない。互いに誠実に双方の利益になるように頑張るから仲間なのだ。一方で、金の切れ目が縁の切れ目となる可能性もある。しかし、それが決して悪い訳ではない。利益を伴わない仲間は貴重だ。常に相手を思いやり、損得抜きに助け合う。これこそが本当の仲間だ。ほとんどの人はそう思う筈だ。これは確かにそうだろう。

しかし、利であれ、理であれ、情であれ、誠実さと信頼を保つことが本当のパートナーだ。たとえ利で結びついていたとしても、利益中心で去っていくのは本当のパートナーとは言えないし、情だけが先行していっても決して良い関係になるとは言えない。要はバランスなのだ。ビジネスパートナーだって、どんなに利益になろうとも、長い年月をかけた信頼を壊すような裏切りは許されない。裏切る人は裏切られることによって報復を受けるに違いない。

みせかけだけの友情は、賞味期間が短い。年賀状は年に一度だけだ。賀状の交換の数と歴史そのものが友情の深さを表す。決して楽ではないからこそ値打ちがある。真のパートナーシップを育む年賀状にこの一枚をどうぞ。…と、まあ大きく出たのは良いが、年賀状のデザインそのものは結構な手抜きだったりする。

こうして、毎年来てくれる人と私のパートナーシップは音を立てて崩れていくのだった。すまん、許してくれ。

（ふゆき）