常に使えるものとして鶴を選択。鶴なら毎年あってもおかしくはないだろう。シルエットにして筆で描いたような処理を施してみた。シンプルなレイアウトだが、この位シンプルな方が使い勝手が良い筈だ。
ものを増やせば増やすほど配置が難しくなるのは何もデザインに限った話しではない。部屋の中に物を置くのだって、多ければ多いほど大変だ。統一感を取るのも難しくなる。少ない場合はそれなりに困難な部分もあるが、好きなようにアレンジできる自由さがある。レイアウトは固定すればするほど、完成度は高くなるが、少しでもいじればバランスが崩れる。素人では手が出ない分野なので、完成度よりも使いやすさを優先した。
年賀状は決してデザインが命なのではなく、その人なりのメッセージがメインの筈だ。それは文字であったり、例え多少デザインが崩れてもその人らしさが伝わる事が一番である。良い年賀状の定義は人それぞれに違いないが、もらって嬉しいのは、殆どがやっぱり相手からの言葉だったりする。余白が多いので写真でも文字でも自由に入れて、気持ちを伝える事が出来れば最高じゃないだろうか。
(ふゆき)
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年賀状博士と年賀状活動家の二人が多面的に年賀状文化を考え貢献するシンクタンク年賀状研究所。さまざまなデータを駆使して分析と今後の展開を予想し、100年を超える文化に貢献します。
森遊さんのこだわりをもつ自慢の年賀状の作り方と年賀状へのこだわりをエッセー感覚で綴った体験談。Macintoshとの衝撃の出会いから年賀状作りにはまるまで。年賀状を楽しむ達人のリンクもあります。