ご存じ、北斎の富岳百景だが、そのままトレースして描いてもつまらない。多分CD素材か何かにそんなものがある筈だ。少しデフォルメしてみる事にした。途中でアメリカ人が描いたフジヤマっぽくしてみようと思いたった。
これがエブリー年賀状に相応しいかどうかは別にして、何となくニューヨークの寿司店かどこかに飾ったらしっくり来る気がしてくる。色があまりにリアルに浮世絵っぽかったので、さらに色もデフォルメした。
副文を英語で書いても似合うような感じになった。雲を英語にしても似合うかもしれない。四角の枠だけ入れて何も入れなかったので好きな文字を入れていただいたらどうだろう。四文字熟語が合いそうだ。
奈良の博物館で浮世絵展で浮世絵を見たが、これが実に素晴らしい。当時の人がこんな大胆なデフォルメをしていたんだと思うと感慨深かった。世界に冠たるマンガ文化は、江戸の時代から既にその萌芽があったのだ…とつくづく思わされた。
ゴッホが魅了されたのも、きっとその大胆さ故だろう。
(ふゆき)
宛名ソフト等はこの画像をご使用ください。
宛名ソフト、CD素材、印刷から年賀状ムック本のレビュー、年賀状コンテスト、年賀状関連サービス、ダウンロードリンクまで年賀状作成に関するお役立ち情報を丸ごと一覧できます。
年賀状のデザインだけでなく、差出人の自分の名前もこだわってデザインしてしまおうという企画。名前のデザインの由来から、デザインの基本ルール、美しく見せるノウハウを伝えます。
小宮山蘭子さんが年賀状作りに際して筆ペンにこだわるようになったきっかけと、手書き文字と年賀状に対する思い入れを語ったエッセイ風体験談。年賀状を楽しむ達人のリンクもあります。