10月29日、平成28年用年賀はがきの販売が全国で一斉に開始した。
28年用の当初発行枚数は27年用より約2億枚少ない約30億2285万枚とした。
日本郵便はお年玉くじの1等賞品を前年の現金1万円から10万円に引き上げたほか、
テレビCMに人気グループ「嵐」を起用し、年賀状離れを食い止める考えだ。
また、日本郵便では、さまざまなアプリケーションを公開。
電子メールなどに押されて年賀状のやりとりは年々減っており、
パソコンなどの専用サイト、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使った年賀状作成サービスを強化し、若い世代に働き掛けている。
●さるみっくす もしもあなたがサルだったら?
アップロードした写真とサルのミックスムービーが作成されるアプリ
GIFアニメとしてダウンロードが可能になる
●干支似顔絵作成ツール
オリジナルの十二支キャラクターで似顔絵を作成できるサービス
●年賀状クイックサーチ
1,000種類以上の年賀状テンプレートや素材が全部無料でダウンロードできるサービス。
●ウェブキャラ年賀
「ぐでたま」「ディズニーツムツム」「スター・ウォーズ」など
WEB限定販売のキャラクター年賀はがき。
切手部分やお年玉くじの間まで可愛いキャラクターがデザインされている。
好きなキャラクターの年賀はがきを1枚から購入可能。
また、デザイン印刷やそのまま差出しも利用できる。
ほか、昨年も話題の
「ぽすくま森の年賀状屋さん」「手作り風はんこ作成ツール」「手書き風毛筆ツール」も。
達の受け付けは12月15日からで、
販売は来年1月8日まで。お年玉くじの抽せんは来年1月17日に実施される。
年賀状関連のアプリが続々出ている。
より手軽で、自由で、たくさんの選択肢が広がっている。
作成の楽しみ方も、時代に合わせてどんどん移り変わっているのが実感できる。
ハロウィンを楽しむ若い世代が増えたように、
年賀状作成もイベントとして楽めれば、また新しい文化のように広がっていく可能性もある
SNSがイベントのような一体感を本当に演出できればもっと変わってくるかも知れない。