株式会社アイデア工房は、7月8日から10日の3日間、東京ビッグサイトにて開催された国際紙文具展(ISOT)において、会社用に特化した年賀状を展示。これまでB2C用の一般用の汎用デザインだった年賀状デザインに、14業種に分類された、企業、お店用の斬新な年賀状デザインを収録した、賀王forビジネスの業務用パッケージを展開した。
賀王forビジネスは、印刷や印章店など、年賀状ビジネス用途の年賀状デザインで、年賀状のターゲットは、あくまでB2Bであり、企業になる。パッケージは、窓口販売用は50,000円(税別)。インターネット等で販売するにはwebライセンス料金が別途250,000円(税別)が必要になる。専用のカタログの用意も今後別途用意。ひとつひとつのデザインを単品買いできる単品ダウンロード5,000円(税別)もある。単品ダウンロード販売を利用すれば売れてから買うことが可能になる。
企業年賀状は、個人情報の問題や、虚礼廃止などで、減少傾向が続いているが、そもそも一般用の年賀状を流用しており、企業のニーズと供給がずれていたとも言える。ブースでは、土木建築やサロン、住宅産業用など、普通とはあまりに違う斬新なデザインに興味を持つ業者の姿が数多く見られた。会社やお店の年賀状は、単に普通と同じように並べておくだけではなく、相手を絞り込んでの営業や販促が欠かせないとのことだ。
賀王forビジネスの問合せ先
株式会社アイデア工房
06-6636-3031
従来にはなかった、業種別に分類された年賀状デザインは、主張したかった会社やお店には朗報だろう。それまではオーダーメードでしか実現しなかった特殊な年賀状だ。問題は、その年賀状と会社やお店を結ぶラインだろう。印刷会社などは後用聞き型営業が多く、提案型に欠けるきらいがある。存在さえ認知されれば、心が動く年賀状になることは間違いない。