自宅での年賀状印刷は、毎年まずインクジェットプリンターのヘッドクリーニングから始まる......インクジェットプリンターを年賀状印刷にしか使用していないご家庭に多い年中行事ではないだろうか。
通常はヘッドクリーニング等の機能を使用し清掃すれば問題ないが、症状がひどい場合は数回クリーニング作業を繰り返す必要がある。それでも症状が改善しない場合は、最悪メーカー修理が必要な場合も。何度もヘッドクリーニングを行えばヘッドを痛める原因になったり(各メーカー推奨は3回まで)、インク残量が無駄に減る。もしかしたら印刷に使用しているよりもヘッドクリーニングで消費しているインクの方が多いんじゃないか、自宅で安く年賀状印刷を済ませようとしたのに、かえって毎年高く付いている......年賀状は面倒だ!と、年末にイライラしないために、日頃からやっておきたいという予防対策は3つ。
・少なくとも月に1・2回は印刷使用する。
・使わない時には埃よけのカバーをかけておく。
・電源は、本体の電源スイッチで切る。
長期間プリンターを使用していないと、ヘッド付近のインクが乾燥して固まったり、ホコリが付着する等してインク詰まりを起こす。
できれば頻繁に、少なくとも月に1・2回は印刷する事が推奨とされているが、プリントする用事のない場合は「電源を入れるだけ」でも、少し予防対策になるそうだ。起動時には自動的にノズルチェックをしてから定位置に停止するからだ。ノズルチェックの際に少量のインクを使用してしまうが、年末に何度もヘッドクリーニングを繰り返す事を思えば、。
また、使わない時には内部に埃がたまらないようにカバーをかけておくといい。
電源を切った際にもやはりノズルが移動していると思う。これはノズルの乾燥を防ぐ保護位置に移動してから停止しているのだが、コンセントを引き抜く等の方法で電源を落とすと正しい位置にないままに停止してしまう事がある。ノズルが空気に触れやすい状態で放置しておけば、やはりインクが固まりやすくなってしまうので、面倒でもきちんと本体の電源スイッチを使用したい。
近年インクジェットプリンターの価格はどんどん安くなり、手軽に手に入るものの、使用する際に時間がかかってイライラしたり、肝心な時にプリント出来ないのでは意味が無い。必ずしも全てのプリンターがこれで絶対詰まらない!という事ではないが、いずれも簡単な予防対策なので試してみる価値はあるだろう。
インターネット上で検索すると、多くの方が悩んでいるプリンターのインク詰まり。ヘッドクリーニングでは解消出来ずに洗浄液等を使用して清掃したり、最悪メーカー修理が必要だったりと症状は様々ですが、やはり年賀状シーズンにすぐに使用出来ずにイライラしている人が多いようです。月に1・2度、気が向いた時に電源を入れてみる……くらいで時短と心の平穏が得られるなら簡単簡単…と思いますがどうでしょう。