2015年も彦根市のキャラクター「ひこにゃん」宛に1万通を超える年賀状が届いた。彦根市の発表によると、2月2日現在で13,315通。国内はもちろん、アメリカ・イギリス・台湾・ヨルダン等からも届いている。
ひこにゃんは2006年「国宝・彦根城築城400年祭」のキャラクターとして誕生した。市が把握するところによると2008年からファンからの年賀状が届いているとのこと。当初は1,762通だったが、地域のイベント等での活躍により徐々に人気を集め、昨年は過去最高の14,303通の年賀状が届いた。差出人の住所等が分かる場合は全てに返信の年賀状を出す等の丁寧な対応も、ファンにとっては嬉しい。今年の年賀状は松竹梅を背景に、自身の写真とヒツジのイラストを組み合わせたもので、彦根城の招待券にもなっている。
鹿児島県のくまモン、ゆるキャラグランプリで昨年1位となった群馬県のぐんまちゃんや愛媛県今治市のバリィさんなど、各地の人気ゆるキャラ達にも多くの年賀状が届いているが、年賀状枚数の発表数字では、やはりひこにゃんがトップのよう。ゆるキャラブーム・火付け役の人気は健在だ。
こうした発表に、キャラ達に年賀状を出したい!というニーズがさらに駆り立てられるのだろうか。各ゆるキャラ達は公式サイト等で年賀状の宛先を公開し、届いた年賀状には工夫を凝らした年賀状や寒中見舞いを返信している。気になるゆるキャラがいるなら、チェックしてみては。
ゆるキャラのランキングやコンテスト等もありますが、年賀状の枚数も人気指数の一つに感じます。ただの投票ではなく、返事が返ってくるというのは小さな子供さんならもちろん、ファンなら嬉しいもの。年賀状の宛先は、公式サイト等で公開されていたり、まとめサイト等もあるようなのでありがたいですね。返事は抽選で…という場合もあるようですが、期待するならリターンアドレスは忘れずに。