プレジデントオンラインによると、文章力の差で年収が変わる事が明らかになった。文章力のある人はプレゼン力だけでなく年賀状もビジネスのツールとしている結果だ。
記事によると、調査はgooリサーチ(現NTTコムリサーチ)とプレジデント社の共同調査により、年収1500万以上のビジネスマン300人と、年収500万台、300人から回答を得ているという。
文書を書く目的も、500万台の人が上に報告するための文章であるのに対して、1500万以上の人はビジネスチャンスをものにするための文書であるというのが象徴的だ。
メールやSNSに大きな違いはないが、手紙やはがきに関しては大きな差があるという。特に年賀状に関しては、高収入の5割の人が100枚以上書いているが、500万台の人は1割に満たないという。年賀状そのものが如何にビジネスシーンに大きな影響を与えるかが証明された結果となっている。
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年収が高いと年賀状の枚数が増えるのは容易に想像がつきそうだ。枚数が多いから年収が高くなると単純には考えられないが、コミュニケーション能力と考えれば、妥当な結果だろうと思える。コミュニケーションを大事にする人は、それだけビジネス力があると言えるし、ビジネスで結果を出すためには、コミュニケーション能力が必須なのは言うまでもない。
そのコミュニケーションツールとしての年賀状はやはりメールやSNSとは一線を画すことが良く分かる結果だ。文化的側面からだけでなく、実用的なツールとしての年賀状を再度見直すきっかけになると良いのだが…。