今年の人気キャラクターから定番キャラクターまでを網羅した、
「家族で使える人気キャラクター年賀状2014」が講談社から10/19発売。「進撃の巨人」「どきどき!プリキュア」「ちはやふる」「黒魔女さんが通る!!」「キティちゃん」「コアラのマーチ」「太鼓の達人」など、全16のキャラクターが登場している。
書店へ行くとすでに様々な年賀状のムック本が積まれている。
赤や金などの艶やかなPOPが売り場でひしめき
どれも似たり寄ったりの年賀状ムック本の特長をアピールしている。
そんな中、10月19日に講談社から発売となった
「家族で使える人気キャラクター年賀状2014」は
講談社だけでしか手に入らない、人気キャラクター年賀状を売りとしている。
今年、話題を集めた「進撃の巨人」や「ちはやぶる」をはじめ
青い鳥文庫の「若おかみは小学生!」「黒魔女さんが通る!!」
そのほか「キティちゃん」などのサンリオキャラクターから、「コアラのマーチ」「太鼓の達人」、また、芸人をキャラクター化した「ザキヤマ年賀状」まで。
他社のムック本にも、一部でキャラクターを使用したデザインを入れているものもあるが、全面的にキャラクターに特化したムック本は珍しい。
「年始の挨拶はメールで済ます」という人でも、自分の好きなキャラクターがあれば、きっと手に取って見てみたくなるはずだ。
また、流行のマンガ・アニメなどは刻々変わるものなので、
数年後に年賀状を見て、当時の流行を思い出し、懐かしさを感じさせるという役割も果たすだろう。
お父さんお母さんも平成生まれ、という事が珍しくなくなる中、
マンガ文化を取り入れた年賀状こそが新しい「日本らしさ」となる日がくるのかも知れない。
昔の手紙などが見つかった時、当時流行だったキャラクターの便せんを見ると
付随して様々なシーンが回想され、いっそう懐かしさがこみ上げてくる。
キャラクターにはそういった力がある。
しかしキャラクターがプリントされたものを好んで使っていたのは小学生までだったので、
書籍タイトルのように「家族で使える」かどうかは少々疑問が残るが、なんだか気になる1冊だ。