筆で文字を書く、少ない機会のひとつに「年賀状」作成があった。
特に宛名など、かつては出す年賀状も届く年賀状も筆ペンで書いたものが
多く見受けられたものだ。
しかし、いつしか気がつくと手軽なボールペンで書くようになった。
届く年賀状も、ほとんどは印刷か、ボールペンで文字が書かれている。
様々な筆記具や、メールのやりとりが溢れるようになった昨今は
筆を触る事自体、小学校の習字以来思い出せないという人も多いはずだ。
日常から離れつつある筆文字文化に、今夏ひそかな変革があった。
フリクションペンなど、画期的な商品で人気の高い筆記具メーカー「PILOT」が、
カラー筆ペン「筆まかせ」を7月15日に発売した。
価格は210円(本体価格:200円)とリーズナブルだ。
インク色は黒、赤の他にオレンジ、ブルー、ブルーブラック、グリーン、
ピンク、セピア。計8色と、これまでの毛筆と比べるとバリエーションに富んでいる。
商品自体も、「和」をイメージさせつつ新しい。
また、嬉しい事に、商品の特徴として以下の内容が挙げられている。
■硬さとしなやかさをあわせ持つ、当社(PILOT)が独自開発したハードチップにより、極細の筆記幅でありながらペン先がへたらず、
筆使いが苦手な方でも筆文字ならではの「トメ、ハネ、ハライ」や文字に強弱を付けることができます。ユーザー本来の"実力"を発揮できる筆ペンです。
筆使いに自信の無い者でも使いやすいというのだ。
「筆まかせ」というネーミングについても同社ホームページでは
"筆に任せて思い通りの文字が書ける、筆文字が簡単に書ける"という思いを込めて
名付けた との事。
「今年は年賀状を筆ペンで書こう!」 という人が、年代を問わずきっと増えるだろう。
筆文字文化が、進化した形でじわじわと日常に戻ってくる予感がする。
筆ペンを最近使ったのは、友人の結婚式の、ご祝儀に名前書く時くらいですね〜
滅多に筆を使わないから、変な字になって恥ずかしかったです。
たまには使わないとな〜っと思っていたけど、
筆を使う機会なんて日常ではなかなか無い。。。でも
この新商品は、カラフルなので、普段ちょっとした手紙とか
イラスト描く時とかでも使いたくなりそう!値段も魅力的です。
これからは筆ペンが身近に感じられそうですね。