2013年3月21日、近鉄の新しい観光特急「しまかぜ」が営業運転を開始。
停車駅では各市のゆるキャラ達が乗降客を出迎え、お茶を振る舞ったり特産品をプレゼントする等してもてなした。
「しまかぜ」は大阪難波駅と賢島駅、近鉄名古屋駅と賢島駅の２路線を１日１往復する観光特急（水曜・運休日）。運行時間は大阪から賢島へは約２時間半、名古屋・賢島間は２時間。
伊勢志摩の晴れやかな空をイメージしたというブルーを基調とした６両編成で、４〜６人用のサロン席、３〜４人用の和風・洋風個室、カフェ車両等、ただ移動するための手段としての鉄道ではなく「乗る事を楽しんでもらう」をコンセプトに拘り尽くした車内は、一度は乗ってみたいと思わせる上質な空間に仕上がっている。
初運行の21日は、各市のゆるキャラ達がしまかぜのデビューを祝い駆けつけ、市職員等と共に乗降客を歓迎した。
伊勢市駅で「にゃんまげ」達と共にお出迎えした伊勢市のゆるキャラ「はなてらすちゃん」、今年は年賀状が届かなくて少し寂しかったとブログで語っている。
鳥羽駅でお出迎えした鳥羽市の「トーバ」と「トパティ」には今年初めて３枚の年賀状が届いた。
ひこにゃんを始めとした各地のゆるキャラ達、年賀状を出すとかなりの確率で返信の年賀状があるそうだ。
中には質問にきちんと応えてくれるゆるキャラ、返信が遅くなったらきちんと寒中見舞いとして届けてくれるゆるキャラもいて、軽い気持ちで出しすぎると罪悪感を感じてしまうという事も？（参考：デイリーポータルZ・年賀状をくれたゆるキャラに謝罪しにいく）
「しまかぜ」で伊勢志摩を満喫したら、ぜひ来年は椅子に上手く座れなくても空気椅子で頑張るはなてらすちゃんに、年賀状を送ってあげたい。
今年のひこニャン宛の年賀状は約１万３千通以上で過去最高を記録した。公開されている送り先には「ひこニャンが一生懸命返信します」とある…宛名書きだけでも大変なこの作業、最後の一通までひこニャンが頑張るそう。ゆるキャラへの年賀状の返信は、人気キャラほど気長に待つ心が必要か。