平成25年用年賀はがきの総発行枚数は35億8,730万3千枚。過去10年間でも少なかった去年を、さらに下回る結果に。女子中高生93%が新年の挨拶に「携帯電話・スマートフォンのメール」を利用すると回答している。
年賀はがきの発行総数はちょうど10年前の平成15年申年版の発行枚数
44.5億枚をピークに毎年右肩下がりだ。
日本郵便のHPによると平成25年用年賀はがきの総発行枚数は
35億8,730万3千枚
震災の影響も加わり過去10年間では最も少ない結果だった昨年の
36.6億枚よりも、さらに2%の減少となった。
若年層においては特に年賀状離れの傾向がみられる。
フリュー株式会社は、女子中高生を対象に「年賀事情に関する意識調査」を実施(2012年12月/サンプル数:270)、調査結果を発表している。
2013年新年の挨拶に利用する予定のものについて、93%が「携帯電話・スマートフォンのメール」と回答。また無料通話/メッセージアプリケーション「LINE」のトーク機能は、前年比約4倍の53%にのぼる回答者が利用を予定していた。
一方、年賀はがき利用予定の回答者は、前年より7ポイント低い83%にとどまった。
1位 ↑「携帯電話・スマートフォンのメール」 > 93%(86%)
2位 ↓「年賀状ハガキ」 > 83%(90%)
3位 ↑「LINE」のトーク > 53%(14%)
※()カッコは2012年の新年の挨拶
ちなみに「年賀状が欲しい有名人」という質問では、女性は第1位「きゃりーぱみゅぱみゅ」、男性は第1位「嵐」となっている。
日本郵便では、SNSと連携したネットでの年賀状印刷を提供したり
ヤフーなどとも連携しているが、
年賀状需要の底上げは厳しい状況が続いている。
手書きの文化が減る傾向は、寂しい限りです。
印刷物ではなく、オンライン上のLINE Cardなどが、
年賀状にとってかわる時代が来るのでしょうか。
そしてきゃりぱみゅは、どんな年賀状を出したのでしょうか。
気になるところです。