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2011.10.13
大人ディズニー素敵な年賀状2012、ディズニー☆オールスター年賀状CD-ROM2012(インプレスムック エムディエヌ・ムック20../1)から、10月4日…デザイナーズ年賀状CD-ROM2012、世界一かんたん定番年賀状 2012 アスキー書籍編集部、キラリ☆と輝くおしゃれな年賀状2012 (インプレスムック)、その他続々と出版されている。
10月1日以降、2週間で59冊にのぼっている。まさに群雄割拠、戦国時代の様相を呈している。同じ出版社で何冊ものシリーズが出版され、ユーザーをカテゴライズしているが、何がどう違うのかが一目で分からないのが難点だ。
今後さらにヒートアップする事が予想され、今年だけではなく来年も勝ち残るには、ユーザーを囲い込むブランド化が必要だろう。
10月に入ってからかなりの勢いで年賀状のムック本が出版されている。需要が多いのだろう。弊社でも次々と購入して、レビューを行っている。感じるのは単なる年賀状CD本ではなくて、かなりターゲットがセグメントされている事だ。和であったりキャラクターであったり、デジカメであったり、目的用途に応じて類似の本が次々と出てきている。
それだけ飽和して成熟したマーケットになりつつある事を実感させられる。10年前だと、品質は悪く、誰が使うのだろうと思うものばかりだったのに、今ではお金をかけてそれなりに品質の高いものを供給している。これはユーザーが高品質を求めているからに他ならない。
弊社も十年一日のごとく同じ事をしていてはいけないと痛感する。ムック本戦国時代は、品質向上に役立っているが、インターネット素材は必ずしもそうなっていない。インターネットはビジネスではない事にその要因があるようだ。