ネタとは自分にとっては貨幣みたいなものだ。元々がネタの集積、加工で成り立っている仕事だ。決して笑ってはいけないのである。どんなにつまらないネタも大事に育てれば大きく育つ事もあるのだ。私が如何にそれを重要視しているかを証明するのが、物語風に書いた(千円亭主)であり、軽んじられている事を心から嘆いたのが(落ちた価値参照)である。
何?読んだら言う事が余計に信用出来なくなった?わ、分かりました…。読まなかった事にして下さい。
出来るだけ同じパターンや同じ絵を使いたくない。だが印象的な絵ほど、いくらレイアウトを工夫しても同じものに見える。逆もまた真なりだが、反転する。色を変える。複合化する等自分の持ちネタを工夫しないとニワトリなんて皆同じだ。そこにレイアウトする楽しみも苦しみも生まれる事になる。
だったら、ハトだって良いし、タカやわしだって鳥じゃないか…という意見もあるかもしれないが、酉はニワトリであってタカでもスズメでもない。ネタが切れるまでニワトリで走りたい。
じゃあチキンナゲットや唐揚げはニワトリか?…って。う〜〜む。その答えはこのふゆきデザイン年賀状が全て埋まる頃には、きっと出ている事でしょう。