一月、酉、松とくれば誰だって思い浮かぶのが花札だ。しかも縁起物の鶴が入ってる。早い者勝ちだ。しかし、そのまんま花札描くのも気が引ける。それは素人である。大体任天堂さんに悪い。鶴を鶏にする。しかし、こんなもん誰でもそうする。私の思う所、この図案は2005年の年賀状では実に多いのではないかと睨んでいる。こうなると後は発想力とひねりの勝負だ。
そこで、ほんの少しだけひねりを加えて、鶏を花札から分離した。どーだ参ったか。実はこれは10年前に自分の事務所で出した年賀状の図案と同じだ。（猪突猛進参照）
しかし、これは何と12年間に二度しか使えない貴重な図案なのである。鹿年もなければ蝶々年もないからだ。なに？進歩がない？10年間変わらない事は美徳とちゃうの？猪突猛進して10年経って、まだ同じことしているから進歩がない？
ああた、日本語を知りませんね〜。猪突猛進をちょとつもうしんと読んではいけません。農耕民族の日本人には怒濤の如く走るのは似合わないのでございます。この場合は、ちょっとづつもうしんと言うのです。覚えておきましょうね。ちょっとづつだから、進歩していないように見えて、実は少しだけ進んでおるのです。分かりましたね〜〜。
は〜い、じゃあ今度は65ページを開いて〜〜。
