日の丸は赤字に白く円形を描くと相場が決まっている。この場合の上の半分は頭の中で補ってもらう日の丸だ。デザインを職業に選ぶと常識ではいけない病に陥る。職業病というやつだ。色々な職業にそれぞれ特有の病気があるだろう。
デザインや印刷関係の人だと、やたら印刷物を眺める。例えばどこかでご飯を食べてもメニューに点数をつける。自分の事は棚に上げて、やれ文字組が甘いだの、写真が悪いだの、レイアウトがいまいちだとケチをつけまくる。うるさい事このうない。良くて当たり前。その時は何も言わない。つまりは減点法である。
きっと他の業種でも同じような事をしているに違いないと思う。さすがに私は今ではいちいちメニューにケチをつけなくなった。ところが最近新しい病気に気がついた。
年号が分からなくなったのだ。年賀状を作っていると、今2013年を作っている。年末になると2014を作ったり考えたりする。だが現時点では2012年だ。どこかで申請書を書いたりするたび、今平成何年でしたっけ?とか、西暦何年でしたっけ?といちいち確認するようになってしまったのだ。これまでそれが当たり前のように聞いていたのだが、相手が怪訝な顔を浮かべるようになった。40代だと、まあそんな事もあるかと思うのだろう。ところが年齢を重ねるに従い、既にぼけ始めたかと思ったのだろう。(否定はしない)
病気とは気がついた時から始まるのが掟である。こうして新種の年賀状病に気がつき始めたこの頃だ。ちなみに伝染性はないと思う。
(ふゆき)
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