伝統様式昨年は重箱を使った。あまり突飛なアイデアとは言い難い。今年は雑煮とお椀をテーマにした。しかし、決して犬を食べるという話ではない。雑煮は何個食べるのか?という問いに、誰しも夜更かしの睡眠不足でねぼけ眼で答えた経験があるに違いない。 季節感がどんどん失われいく昨今。その時期にしか経験しない行動や様式は実に貴重だ。雑煮は正月だから良い。味わいを超越した趣がある。年賀状とて同じ事だ。決まった時期に決まった行動を取るのは愚かしい事だ。だが、どんな愚かさも積み重なると貴重になる。歴史とは愚かさの積み重ねかもしれない。理屈や合理性だけでは測れない年月という重みが加わるからだ。 なのに同じ愚かな事を積み重ねてきた私にどうして重みがないのだろう。不思議で仕方ない。中肉中背であまり太らない体質なのだろうか(どうしても真面目に終わらす事が出来ない性分のようだ) (ふゆき)普通の場合はこちらです。よくある質問などはまみたろうさん作のデザイン年賀状楽しみ方マニュアルで。 ●画像ダウンロードJPEG画像|PDF |
イラスト&デザイン/田中冬木
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ふゆきデザイン年賀状 |