一般e-01ふゆきデザイン年賀状

偶然と必然

黒は画面を引き締めるのに効果がある。以前にも書いた事があるが、縁起が悪いと言われ、自主規制して年賀状には黒ベタは使いにくかった。このデザイン年賀状を始めてから、クライアントを気にしなくて良いので大手を振って黒ベタを使い始めた。その時は単に使う色がなかったからやけくそで黒にしただけの話なのだが、何事も最初は常に偶然から始まる。間違えたり、取り違えた結果が良い事に気づき、シンジラレナ〜イと叫ぶ。誰にも経験がある。固定観念から解放される瞬間だ。迷いが吹っ切れる。それは味覚でも聴覚でも触覚でもある筈だ。小さな発明も発見もいつも偶然が進化を支配している。

これを専門用語ではひょうたんから駒という。

偶然は待っていても決してやってこない。必然を求める時にやってくる。つまりは努力しない奴には偶然も微笑まない厳しい掟がある。なに？自分はこんなに粘りと根性で頑張ってるのにどうして偶然が微笑まないのだろうか…ってか。

お答えします。やみくもに根性だけ出してもいけません。偶然にも確率があります。日々分析を怠らず、攻略法を考え、台を選ぶ事も重要です。そうすれば確率変動の時が必ずやってくる筈です。（え、違うの？）

(ふゆき)